新年を迎え、エスペランサ靴学院も新学期がスタートしました。

本日は一年生のトレーニング授業です。

久しぶりの授業でしたが、皆真剣に取り組んでいました。

今年も、靴に精一杯向き合う学生たちの姿をたくさん見ることが出来そうです。

在学中である2年生の木村和哉君が11月に行われたJAPAN LEATHER AWARD　2014
の審査会において、学生部門で見事、受賞しました。

細部にわたりこだわりを持った木村君の靴は、今後様々な場所で展示されます。
ご興味ある方、是非HPでご確認下さいませ。

JAPAN LEATHER AWARD　2014　受賞作品
http://award.jlia.or.jp/2014/winner/index.html

お話してくださった登壇者と内容をご紹介します。

中里　唯馬（YUIMA NAKAZATO 主宰）
康　澤民（康製甲所　主宰）
片岡　弘生（YUIMA NAKAZATO 2015 COLLECTION　靴制作）

今回のシンポジウム開催のきっかけは、講師が主宰するファッションブランドのシューズ制作に学院卒業生が関わったことでした。
当日はYUIMA NAKAZATO 2015 COLLECTIONのショー映像に始まり、中里氏によるコレクション制作過程の解説、そしてシューズ制作の解説へ。
デザイナーと作り手がどのようなやりとりを経て最終的な作品ができたのか、資料をもとに辿ります。
また、実物の5足の靴を前にしてかなり具体的な制作手順の説明もありました。
そして後半は、作り手の意識の高め方や海外で働くことについて、他の人と共にものづくりをするときに大切なことなど、より大きな枠組みで語っていただきました。

今後も定期的にイベントを開催していく予定です。
またHPでお知らせします。

11月26日にエスペランサ靴学院にて、シンポジウムを開催致しました。
多くの皆様にご参加いただき、充実したものとなりました。
ありがとうございました。

本日は一年生のＴストラップの授業です。

今回、はじめてマッケイ製法にて靴を制作しています。

手縫いをメインにしたアッパーを釣り込み、底材を加工中。